フジロックフェスティバル 2012

あやパパ

2012年09月05日 22:37

ついに行ってきました
フジロックフェスティバル



フジですが、やってるのは新潟県の苗場
あのスキー場の苗場ですね


前々から行ってみたいなあ・・・と思ってましたが、なかなか踏ん切りつかなかったんです

ところが、最近一緒にキャンプに行くオダオダ
去年行ってるんです

今年は一緒に行こうってことで、行ってきました

自分、特にロックが好きとかそういう訳じゃないんですが、ちょっと過酷な自然の中で丸一日爆音な音楽の中に身を置いで過ごしてみたいという、訳のわからん欲望が・・・

このフジロック、毎年必ず雨にやられて結構悲惨な状態になることで有名
一日中、雨の中、外にいて、足元は泥だらけ
レインウエアやポンチョ、長靴は必須装備なイベント
それでも毎年大勢の人が集まるんです

今年の開催は7月27日(金)から29日(日)の3日間
26日の夜には前夜祭もあります

我々がチケットをとったのは土曜日の28日
丸一日楽しもうとしたら宿泊する必要があります

宿泊パターンは
1、苗場周辺の旅館を確保する
2、越後湯沢周辺の旅館を確保する
3、会場内のテントサイトを利用する

1は予約するの難しいでしょうね
2は会場までの移動が必要

当然、我々は3のテントサイト利用

フジロックの入場券以外にテントサイト券と駐車場券が必要になります。
テントサイト券は前夜祭の始まる26日から終了翌日まで3,000円で何泊でも可能です

我々が持っているチケットは土曜日のチケットですが、テントを張る場所がなくなる可能性があるため、平日となる金曜日から午後に行ってテントを張ってしまい、1泊する予定でした

ところが出発直前に問題発生




問題その1
チケットが郵送されてくるのは10日から2週間程度前



送られてきた駐車チケットを見ると


神立


カ ・ ン ・ ダ ・ ツ



???


神立って、あの神立高原?


神立高原と言えば、越後湯沢の駅に近いスキー場
つまり、駐車場に止めた後、シャトルバスに40分近く揺られて会場に行かなければならないってこと


おいおい
こちとらキャンプ道具もって行くんだぞ!!



どうも調べると、場内の駐車場は3日通し券を早い時期に買った人に割り当てられ、1日券の人は有無を言わさず遠い駐車場に振られるらしい


しょうがない
会場前で道具降ろして駐車場に一旦行くしかないか・・・



問題その2
会場前で道具降ろして駐車場に一旦行くしかないとあきらめかけたところ、ふっと疑問



そもそも駐車場って土曜日以外も使っていいの?


調べると土曜日の7時以降じゃないと停められない
しかも土曜日だけ


ってことは、前泊できないし、終わった後も止められないじゃん・・・







テン泊で電車はありえない

場内駐車場は無理
オークションにも出てたけど、とてつもない値段

あとは、周辺の駐車場利用

周辺の旅館は期間中、宿泊しなくても駐車場を貸してくれます
さっそくネットで調べると
予約できるところ予約できないところ様々

ただし予約できるところはすでに一杯

ってことは、予約できない駐車場を満杯になる前に確保するしかありません

当初、金曜日の午後に行くつもりでしたが、それでは駐車場の確保が難しい可能性があるため、急遽出発を1日早めました


木曜日、仕事が終わったら即出発
午前1時ごろに現地に到着し、駐車場確保の上、そのまま設営してしまうことに決定です

出発当日は予定通り、こちらを午後9時半頃出発
湯沢インター経由で苗場に向かいました

到着も予定通りの時間
夜中着なんでひっそりしてると思ったら、前夜祭が終わったばかりらしく、国道から会場への入り口となるプリンスホテルへの入り口付近は大混雑
人がごった返しています

入り口付近にいた警備員さんにキャンプ道具下ろしたいから、一旦場内の駐車場に入れさせてほしいと言うと





ダメです








エッ?
ナンテイッタノ・・・








この辺は道路も駐停車禁止ですから、この辺では荷物の積み下ろしはできませんよ






エッ??
ナニイッテルノ・・・





ご自分の駐車場で降ろしてください







エッ???
マジデスカ・・・?






だいぶ遠いよ・・・







しかも、まだ駐車場を確保してないし・・・








ここで考え込んでも仕方ないので、とりあえず駐車場の確保に向かいます



狙いの駐車場は国道を更に山方面へ向かった旅館の駐車場
早く来ただけあって無事に駐車場の確保はできました




さて、問題は道具をどう運び込むか




駐車場は場所さえ確保できれば、車を出しても大丈夫なので再びプリンスホテル方面へ車で向かいます

結局、荷物を下ろせたのはプリンスホテルの南側の駐車場入口

ここから台車に荷物を積み、キャンプサイトへ向かいます


その距離

1km以上




めちゃくちゃキツかった





どうにか入口へ到着すると

スタッフの人に


キャンプサイト入場用のリストバンドがないと入場できませんよ







エッ????



リストバンド交換所は大混雑



時間はすでに夜中の2時半


昼間は多くの交換窓口を開けて対応してくれますが、こんな真夜中でスタッフ数名で対応してるため、なかなか列が前に進まない状態






周りから聞こえてくる言葉は


もう1時間半は並んでるよ~~  とか




マジ??










並ばないことには始まらないので並びましたよ




いつまで経っても、なかなか進まない列



挙句の果てに空が明るくなってきた



結局、リストバンドと交換できたのは朝の5時半ごろ



完全に朝です


そこから再び重労働


ここから荷物を上まで運び上げなければなりません




これがきつい


スキー場だから覚悟してたけど、相当きつかった



下の方にもテントサイトはありますが、すでに大混雑
最終的にはテントの外にゆっくりするスペースすらなくなるほどのテントの数となるため、下の方のサイトにはもともと張るつもりはありません

多少大変でも、少しは隙間のできる上の方に張ることに決めてました

なんせ初日の金曜日は入場チケット持ってないから、やることのない、ただのキャンプだし

そのため、持って行くものは減らしながら、快適に過ごすための物は重さも考えず持って行きました




そんな道具その1

ウエザーマスター2ルームハウス


本来ならアメドSを持っていくところですが、とにかく混雑してゆっくりする僅かなスペースすら確保が困難になる状態
タープ張れればいいんですが、タープは禁止です
そこで重いの我慢して2ルームを持って行くことにしました
これなら完璧にリビングスペースを確保できます
必ず降ると言われる雨でも安心

ちなみに火器の使用も禁止
燃焼系のランタンも使えません



こんなところに2ルーム持って行くか??
って思われるかもしれませんが、スノピのランステ張ってる人もいました


負けた・・・





そんな道具その2


イグルーステンレスクーラー

最近流行りのスチベルみたいなやつ

オダオダの持ち物です

なんせ、前泊入れて2泊
大量にビールが冷やせないといけません




でも、結局 後悔



とにかく坂がキツイ




それまでも長距離運んできてるし


今回荷物を運んだルート


プリンスホテルの南側駐車場からいったん国道に出てホテルの北側のさらに奥へ
リストバンド交換所で足止めをくらい、さらにゲレンデを登りテントを張る場所へ

距離にして全行程2kmくらいか?

しかも大荷物



まあ、泣き事言っても時すでに遅しだし

半ベソかきながら急坂登りましたよ




何回も休憩入れて



ようやく目指すサイトにたどり着くと






結構、テントがいっぱい





余裕あるはずじゃなかったんじゃないの?






今年は今まで以上に人が来ているようです


平らな部分はすでにありません



まあ、グチャグチャ言っても始まらないので、景色がよくてそこそこ平らなところを探して張る場所を決定

こんな具合に張りました




結局、張り終わったのは朝の6時過ぎ


途中、携帯の朝のアラームがなってました

この日は金曜日
平日です
普段なら起きる時間



でも、この日はまだ一睡もしてません




設営が終わり、ようやく夕食タイム



昨日の・・・









外は普通に朝の光景
燦燦と太陽が輝いてます

それでも我々にとっては夕食です

夕食だから当然お酒つき








朝だけど






いや~~~~~


散々苦労してこの時間までたどり着きました

ビールがうまい


夕食を食べたら当然睡眠です





朝だけど





それぞれテントに入り仮眠です





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翌日






??




日付変わってないし







暑くて眠れません

睡眠時間としてはせいぜい2時間程度かな


とにかく暑い




毎年、フジロックは雨と寒さとの戦いのようですが、とにかく暑い



トイレも行きたかったし、起き出してちょっと散策




すでに大分テントが張られてます



時間を追うごとにどんどんと増えていく




最終的にはトイレ前だろうが、通路の脇だろうがお構いなし
張れそうなところは全てテントが張ってある状態



すげ~~~



すげ~~~~





うちなんか、張ったときは斜めってるじゃん


と思ったけど、全然マシ
どう考えても眠れないよなあ・・・って場所にも張ってある状態


リフトの鉄塔でどれくらい斜めってるか分かると思います・・・

テントが坂を下って走り出しそう・・・



フジロック恐ろるべし


人多すぎ


女性専用サイトもあります





我々のサイトは一段高い場所



登るのに苦労しましたが、下の方のサイトに比べると住環境としてはマシかな


麓では大行列も







行列の正体は




苗場温泉

まあ、温泉といってもただの風呂なんでしょうね
行列見て入る気にはなれなったので中は見てませんが、おそらく被災地とかで自衛隊が作る大きなお風呂ではないかと

さらに、この行列をさばくために

中では監視員がいて
体は30秒で洗え~~~
湯船に浸かるのは1分以内だ~~~~

なんて、刑務所みたいになってるかも・・・


ウ~~ム

入る気がしない・・・





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さて、その後は一旦湯沢まで下山し買出しへ

駐車している場所へ向かう途中に一枚



人とクルマとテントが満員御礼
見てるだけで暑苦しい・・・

買出し後は再び飲んだくれます

ビールの追加も完了してるし
それに暑いし
水分の補給は大切です



夜です
苦労した甲斐があってサイトからの景色はきれい



正面は苗場プリンスホテルです


この日は睡眠不足とアルコールで早々に就寝


寝ましょうと言ったのは午後9時





はや~~~~




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翌日
フジロック入場の当日です



朝の10時から次の日の朝5時ごろまでやってますが、
我々は朝の10時から23時ごろまでを予定

ステージはたくさんありますが、我々はメインとなるグリーンステージに陣取ります



椅子とテーブルでベース基地を作って、行きたいステージに行こうって計画
結果的にはほとんど動かなかったけどね



憧れの苗場食堂にも行きましたよ




食べ物買わず、グッズばっかり買いましたが・・・・
食べ物屋は屋台が沢山ありますが、苗場食堂は圧倒的に列が長い
グッズコーナーは別窓口だったので、グッズは並ばずに買えました



憧れだった苗場食堂のエコカップで乾杯



天気もいいしサイコ~~~~


これが入場するためのリストバンド



手前の黄色いやつがテントサイト入場用
もうひとつのがフジロック会場の入場用




グリーンステージのスタートは11時
どんどん人が集まってきます




体がムズムズしてくるとステージの目の前まで行っちゃいます



大声張り上げて本能のままに体動かして






2~3曲もそんなことやるとヘロヘロ


体力がついてきません





そんなときはベースに戻りビールを





たまらん!



このフジロック
ごみが落ちてなく綺麗なフェスとしても有名



ゴミは分別が徹底していて、
ゴミ入れの中にはボランティアの人がいて、きっちりと分別しています

この人たち、音楽が始まると踊りだしちゃいますが・・・(笑)


トイレは簡易トイレがずら~~~っと並んでます



人もずら~~~~~~~っと並んでます

でも、回転が速いのでそれほど待つことはありませんでした




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夕方ごろには椅子に座りウトウト


目の前で爆音の音楽が鳴り響いてますが、全然気になりません





日も落ちて夜



いい雰囲気です





夜の通路の照明はこんな感じ

いい感じです





ついにグリーンステージ最後のアーティスト




最後の曲は大盛り上がり




予定通り23時に終了


ここから再びサイトに戻ります







遠い・・・






サイトに戻るとオダオダはすぐに就寝


すでに日付が変わっちゃってましたが、自分はテントで残っていたビールを再び




完璧飲みすぎ





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翌日

この日は帰るだけ
ちょっと雲が多めですが、結局3日間雨が降りませんでした





奇跡らしい・・・





でも、我々にはこれから過酷な試練が







そう




撤収




片付けた後、再び荷物を持って下山し、車まで荷物を運ばなければなりません









ちょ~~~~~












憂鬱





















でも、運ぶしかないんです






えっちらおっちら荷物を運び、どうにか撤収完了
相当厳しかった




今回、初めてフジロックフェスティバル行きましたが、これは面白い
荷物の運搬を考えなければ

テント泊でフジロックは相当面白い




運搬がなければですよ





運搬は地獄です






来年もし行くなら、持って行く荷物は再度考えないと

ただ、重たいけれど2ルームは結構有効


アメドSにしてリビングをあきらめるか
2ルームにして快適さを求めるか







結構、大変な二択だな




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